もう少々、具体的に申し上げます。
先ほどの私のサラリーマン時代の話を例として、いたしましたが、私の経験からいいますと、独立起業をしようと思っている人がいくらサラリーマンと一緒に時間を過ごしても、基本的には時間の無駄といえます。
中には例外もあるかもしれませんが、理由は先ほど申し上げましたように、「外向き」な人が「内向き」の方と一緒にいても違和感を感じるだけで、要は目線が違い、お互いに話が合わないからです。
もっと具体的に申し上げましょう。サラリーマンは一言でいうと「減点主義」です。ミスをしたら評価が下がり出世(サラリーマン社会でのピラミッド)に影響してきます。
一方の経営者、投資家は「加点主義」です。自己資金を(恐らく)全て自分のビジネスに投資して、場合によっては、第三者や金融機関から融資をうけて、つまり、背水の陣で仕事に取り組んでおります。
つまり現状維持ではNGで、常に新しいアイディア、新しい事業、新しいスタイル、そして新しい投資先を模索しています。
つまりリスクを取りたくなく、定年をじっと待っている輩とリスクをとるのは当然で、どんどん新しいことに挑戦していくのがアタリマエのタイプではスタート時点から向いている方向が違い、話が合うわけがないのです。
要は目線が同じといえるであろう経営者(投資家)は経営者(投資家)としか話が合わないのです。
海の中を除いて観ましょう。近海か遠海か浅瀬か深海か、、、によって潜んでいる魚の種類、大きさ、習性はまったく違っております。深海に棲んでいる魚を浅瀬に持って来ても他の魚の仲間とはきっと「馴染む」ことはなく、本能的に、自力で深海に戻る努力をすることでしょう。
陸でも同じでしょう。ゴリラとペンギンでは棲む場所が全く違いますし、肉食動物は草を食べませんし、その逆もしかりです。
つまり人間を含む、すべての動物には持って生まれた居場所、習性、役割(大きくいえば宿命)があるのだと私は感じてしまうのです。 |